本日は、「決戦の地・京都」で闘った高松ファイブアローズへ、全国の多くのアローズブースターの皆さまの熱い応援をいただき、誠にありがとうございました。
5月3日(日)ハンナリーズアリーナにて行われた「プレイオフ第1ラウンド」vs京都ハンナリーズ戦の試合結果をお知らせ致します。
【試合結果 BOX SCORE】
高松(TAKAMATSU)73– 102(KYOTO)
1Q 17 – 22
2Q 11 – 27
3Q 19 – 27
4Q 26 - 26
【スターティング5】
高松:#4ライオンズ選手、#24山下選手、♯25米澤選手、#34籔内選手、#55ソーントン選手
群馬:#2ウォーレン選手、#9綿貫選手、#12パルマー選手、#17日下選手、#33内海選手
明日「プレイオフ第1ラウンド 2日目」は、午後2時試合開始。(@ハンナリーズアリーナ)
現地京都組の皆さま、地元香川の皆さま、そしてファイブアローズを応援する全国の多くの皆さまの
熱い「ARROWS魂」とともに、ファイブアローズは全力で闘いぬき、勝利を目指します!
明日も、決戦の地・京都でプレイオフを闘うファイブアローズ戦士たちに熱い応援を何卒宜しくお願いいたします。
戦評
ウェスタン1位通過の貫録。京都が100点ゲームで勝利を飾る
■第1Q 22-17
試合の序盤から点の取り合いとなり、両者が激しくゴールを攻めていく。流れを変えたのは後半6分。京都綿貫・フォーハンケリー・コッツアーの3人が得点に絡み、逆転に成功。バランスの崩れたドリブルなどが見られたオフェンスをしっかりと締め直した。一方の高松は、米澤が京都のパスを上手くスティールするとそのまま独走して2Pを決めるなど、攻めの姿勢を崩さない。
■第2Q 49-28(27-11)
高松菊池は開始2分に正面からのディフェンスを見事にかわす動きを見せ、京都ディフェンスに揺さぶりをかける。京都綿貫も終了約1分前にスティールすると、高松ディフェンスを危なげなく3人抜き、そのままゴール。両者のアグレッシブな攻撃が目立ったが、ディフェンスの隙を突かれた高松は尽くボールを奪われ、流れを京都に渡してしまう。
■第3Q 76-47(27-19)
後半に入ってからも京都の勢いは止まらなかった。ウォーレンの2本のダンクやコッツァーのゴール下からのディフェンスを振り切ったシュートなど確実に得点を重ねていく。パスを回してもすばやく動くディフェンスに封じ込められた高松は得点源を作り出せない。
■第4Q 102-73(26-26)
アウトサイドから攻めていく姿勢を変えず、京都は開始4分で連続5シュート計11点を決め、引き離しに手を抜かない。終了1分前にはパルマーとウォーレンのリング下での連携プレイも飛び出し、最後までゴールに執着し続けた。一方の高松のチーム1の高身長パケットが、オフェンスリバウンドからのシュートなど計8点を稼ぎ出し、このQでは同点とするが、ここまでの点差が大きすぎた。
■全体
ブルーに染まったアリーナで第2Qから主導権を握った京都は、高松に攻撃の隙を与えず、攻守通して西地区王者の強さを見せつけた。高松はフィールドゴール率のランキングに名を連ねるパケット、福岡戦で調子の良かったワッツが奮闘するも得点が伸びずに敗戦。4月から連勝し続けた京都の勢いは止められなかった。
■ベストプレイ
第1Q 残り0:00 京都・コッツァーのチップイン
第3Q 京都・ウォーレンのパルマーのアシストからの計2本のダンク
第4Q 残り6:21 高松・パケットのオフェンスリバウンドから攻め続けた2P
<<ヘッドコーチコメント>>
京都ハンナリーズ HC: 浜口 炎
第4Qで走り合う展開になりましたが、基本的にはしっかりディフェンスできた試合でした。明日もう1つしっかりプレイしないと次はないので、反省すべきところを修正して試合に臨みたいと思います。
高松ファイブアローズ HC: 前田 顕蔵
全体を通して失点が多く自分たちのやりたいバスケができませんでした。京都のディフェンスからのトランジションで失点してしまい、うまくついていくことができなかったと思います。明日負ければ終わりなので、今日のゲームを引っ張っている暇はないと思います。明日にむけてしっかり準備したいと思います。
■観客数:1,125人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:古場礼華